ホウチャクソウ<ユリ科 チゴユリ属>
山中の林内に群生しているのを、見掛けます。 白から緑へのグラデーションが美しい花です。長さ2cm程の花が、3ケ、風に揺れて咲いていました。“ナルコユリ”や“アマドコロ”にも姿は似ていますが、“ホウチャクソウ”は 茎が2分岐するので区別がつきやすい! 花の形や下垂する姿が、お寺の軒先に吊り下げられている鐘形の飾り「ホウチャク(宝鐸)」に似ているところから命名されたようです。
ウマノアシガタ(上写)&キツネノボタン(下写)<キンポウゲ科 キンポウゲ属>
大宰府の政庁跡地付近には、キンポウゲ科の“ウマノアシガタ”(花は、写左上)が、今は盛りと咲き誇っていました。まるで、「菜の花畑」のようでした。 下の写真は、 同じ仲間“キツネノボタン”です。花弁のつき方と、花期に“金平糖”のような実(写中央・下)をつけるので見分け方のポイントになります。
シキミ<シキミ科 シキミ属>
仏前に供える木として知られています。果実は、毒性が多く「悪しき実」とされ それが、略されて“シキミ”の名の由来があるようです。 初めて花が咲いているのを見たのは、霧島の「白鳥山」でした。